palet発展に向けたアイデア4「原点回帰しよう」

今日のアイデアは本当に単純なものです。まだ、握手会によるCD発売が考案されていなかった時代に、どうやって魅力を伝え、CDを売ろうとしていたか。握手会やイベント抜きでの戦略をもう一度練り直してみる時代が再び来たのではないかと私は思料しています。

前回の記事でも書いたように、アイドル自らが制作に触れ、その過程を公開するということはここに関わってきます。では、それ以外には何があるでしょうか。

例えば、ライブ。どうすればもっとpaletの魅力を伝えられるでしょうか。セットリストは勿論、MCの内容、演出と見つめ直す部分は沢山あると思います。今まで唄っていた曲でも歌い方を変えてみたり、表情を変えてみたりすると、ファンはまた違った感情を持つかもしれません。また、ライブ最後に行う「お知らせ」は省いてもいいのではないでしょうか。お知らせを入れるとどこか商業的な感情を持ってしまいがちです。ラストは大声で想いを叫ぶような、そんなフィナーレで良いと思います。

現在、多くのアイドルが存在し、様々なCDの売り方が考案されるなかで、そのCDやライブ自体の中身は軽視される傾向にあると思います。しかし、過去にそして現に握手会が無くても売上が上手くいくアーティストはいっぱいいて、そうした方々は単にCDの質、ライブの質を追い求め続けているのです。私はアイドルも、もう一度原点回帰し、作品の質にこだわってもいいのでは、と思うのです。